KiCad で作成した 6LED 駆動回路のプリント板が Fusion PCB から送られてきました。

先日、6LED 駆動回路のプリント板を Fusion PCB サービスに依頼 という記事で、 KiCad で作成した基板データを Fusion PCB に依頼したというのを書きました。あれから 2週間経過しまして手元に届きました。

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基板の導通チェックはサービスで10枚全部やってくれたようです。ありがとうございます。

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Fusion PCB 側で入れられるシルク印刷の番号はコイン電池ホルダーのところになったようです。これなら最終的に隠れるので問題ありませんね。

目視では、穴とランドのズレがわかるのと、DIP や抵抗のパッドの大きさは手でハンダ付けするならもうちょい広めがいいかなと、いくつか注意点も出てきました。今後のライブラリ修正時には忘れないようにしましょう。

後はハンダ付けして確認ですが、なにぶん非常に目が痒いのでちょっと落ち着いてからにします。

今回の基板はテストで作成してみましたが LED のところが500円玉サイズで余裕あります。次は 5 ポート使って 20LED ドライブの基板も作成しておきたいと思います。

IN-9 バーグラフネオン管 の電源部分の MOSFET 変更するので動作確認

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IN-9 バーグラフネオン管使った工作の続きです。資料に書く部品表を書き始めたところ速攻で入手不可部品が数点。その中で一番影響度大きいのが、DC/DC に使用している MOSFET です。もともとデータシートにもディスコン注意の表示がしてある品でしたがあっさり店頭から消えてたのはまいりました。

ということで、日本橋の千石電商さん行きまして代りの MOSFET を入手。上の写真はネオン管 1 本 barn-in している感じで点灯させて、30 分程度経過してもヒートシンク無くても大丈夫か通電テスト中という図。DC/DC 120V 出力で負荷抵抗 1k。 テスタで抵抗の電圧測ると 20V あったので IN-9 100V と抵抗 20V と。抵抗のところ割り算して 20mA 流れてる計算。

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基板起したときは TO-220 ヒートシンクは付けるよう場所の確保と、付けるように資料化もしますが多少なりともマージンはあるという確認はしときたかったのです。結果は 16℃の室温で 26℃程度の値ですが、大雑把な測定のため、+5℃見て 31℃あたり。代替の部品問題なしですね。

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日本橋行ったついでに、いくつか部品の補充もしました。VF 2V 前後の格安 LED 黄色と赤色。抵抗やコネクタなどです。

ATTEN ADS 1000 シリーズ Easyscope 3.0 Windows7 64 bit 接続

ふと、http://www.attenelectronics.com のサイト見ましたら、「ADS1000 Oscilloscope EasyScope Software Version_5.0_Win7」 というのと 「ADS1000 Oscilloscope EasyScope Software Version_3.0 WinXP」 が、ダウンロードの所に追加されていました。

私のところの PC 環境は Windows7 64bit (Windows XP モードも仮想環境であります)。 以前は USB ドライバのインストールが XP 環境でも出来ずにもんどり打っていたのですが、今回 Ver3 の中にある 64bit ドライバが見事 Windows7 64 Bit 環境でインストール出来た次第。

次は、ソフトのほうですが、 EasyScope 3 は動きました。 EasyScope 5 はNational Instruments の必要ソフト入れてもオシロ認識出来ずという結果になりました。

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wave form のキャプチャ

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measure された値の表示

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オシロの画面キャプチャ

必要最低限ですが PC 連携出来たのはありがたいです。以前はオシロにフラッシュメモリ差して画面キャプチャしていたのですが、設定忘れで bmp 保存のはずがデータ形式だったなんてのはよくあるので…

主な IC パッケージのピン幅、ピン間の mm/mil 一覧

こういうの、必要な都度電卓でたたけばいいのですが、時間あるついでに一覧に。Wordpress に Table タグ入れてるので見辛いですね。すいません。SOP などのパッケージ使用時に、プリント基板の Cad で引く線の太さなど mm と mil を対応させたものです。

QFP 0.50 mm mil
リード間隔 0.5  
リード幅 0.2 7.87
リード間 0.3 11.81
QFP 0.65 mm mil
リード間隔 0.65  
リード幅 0.3 11.81
リード間 0.35 13.78
QFP 0.80 mm mil
リード間隔 0.8  
リード幅 0.35 13.78
リード間 0.45 17.72
QFP 1.00 mm mil
リード間隔 1.0  
リード幅 0.35 13.78
リード間 0.65 25.59
SOP 1.27 mm mil
リード間隔 1.27  
リード幅 0.35 13.78
リード間 0.92 36.22
SSOP 0.65 mm mil
リード間隔 0.65  
リード幅 0.2 7.87
リード間 0.45 17.72
SSOP 0.5 mm mil
リード間隔 0.5  
リード幅 0.2 7.87
リード間 0.3 11.81
SSOP 0.95 mm mil
リード間隔 0.95  
リード幅 0.3 11.81
リード間 0.65 25.59
SSOP 1.0 mm mil
リード間隔 1  
リード幅 0.4 15.75
リード間 0.6 23.62
SSOP 0.8 mm mil
リード間隔 0.8  
リード幅 0.3 11.81
リード間 0.5 19.69

6LED 駆動回路のプリント板を Fusion PCB サービスに依頼

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先日 KiCad で作成しましたプリント基板のガーバーデータを Fusion PCB に依頼。デザインルールに気を使わないといけないような細かい配線は一切無いので、データ送付後特に確認の連絡もなく製作開始のようです。

Web からデータ登録と Paypal 支払いが 2月23日で、1週間経過で製作してくれてる感じですかね。。あとは届けてもらう段取りですが今回は国際郵便で送ってもらう安い配送手段なので、過去の経験などから余裕で1週間ちょいはかかるのかなぁと予想。問題は中国の国際郵便トラッキングかなり困難というか、まぁわかりませんわなぁという面倒くささなのが残念。急ぎなら UPS だっけを選択すればいい。

届いた基板に問題が無ければ、ガーバーデータ作成時に注意してたことも OK と。部品のフットプリント作成時のチェックポイントも出来るので手順化出来そうです。

  • 3月2日 19:51 引受 HONG KONG
  • 3月6日 13:04 国際交換局から発送 KOWLOON D HONG KONG

ゆうびんの EMS 追跡で見たところ九龍の中央郵便局みたいなところを出たという感じでしょうか。飛行機に乗る手前っぽいかな。そのうち日本に着いた履歴が乗るので、あと4日くらいかかるかな?

6LED 駆動回路図のプリント板イメージの作成完了

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昨日の昼から急に思いついた、6 個の LED をドライブする回路ですが、プリント基板のイメージも作ってみました。5センチ四方より少し小さめで、4mm 程度の穴 1 個でいいかなということで、上記のような形になりましたが、実物あわせはまだだったりします。

部品は、コイン電池のホルダーが裏面に行ってますが、それ以外は表面になります。

2013-02-24 21.35.16

で、ガーバービューワーから印刷してみたものに、少し部品のっけてみて問題ありそうか確認と。結果問題なさそうなので、テストで基板をオーダーしておきたいと思います。

6LED 駆動回路図の作成と動作確認を実施。

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動作確認とかは、これからですが 6LED ドライブの回路を KiCad でひいてみました。俗称 CharliePlexing の回路でして Wikipedia などにも記事があります。

手持ちは AT90LS2343 だけなので、これでテストするよりかは Arduino が手っ取り早いと思っています。電流制限の抵抗は電源電圧で変るためこの回路図では適当な値になっていますので注意ください。

で、Arduino UNO で3ピン分配線してみまして、テストプログラムを書き込みと動作実験を動画にあげておきました。このような点滅パターンをする Arduino スケッチのコンパイル後のサイズが 1500 バイト程度でした。このあと、8 ピンマイコン差し買えと電池駆動OKか確認出来たら KiCad で PCB だけは起しておこうと思います。

2013年2月23日加筆

2013-02-23 15.03.36

1.8V 以上の電圧で動く 8ピン AVR マイコン ATTINY13V を買ってまいりまして、組み直ししてそれっぽく光るようにプログラムしました。日本橋でも AVR マイコン買えますが地味に高かったりするのが難点です。これなら PIC のほうが値段的にはいいと思うのですが、PIC 使ったことないのでこれは別の課題です。

IN-9 バーグラフネオン管のマウント1個目作ってみた その3

IN-9Panel20130221221900

ちょっとノート PC 動かなくなって困ってますが、作業は続けられます。

Google の検索で「アクリル カット」や「アクリル 彫刻」などを調べてみますといくつもサイト出てまいります。が以外にイラストレータ指定とか多くて困っています。EPS や SVG などのデータは OK など、データの形式で言って欲しいよね。まったく。

とにかく、Inkscape でレイヤー1 にアクリルの外観、レイヤー2 で文字関係を入れてみました。かなりシンプルですし彫刻してしまえば色も関係ありません。これを EPS 形式で出して見積りしてくれそうなところに送ってみて受けてくれるかどうかですね。

IN-9 駆動部分の回路図を KiCad でほぼ描けたとこまで来た。

IN-9Driver20130219224000

作成しようとしています IN-9 のドライブ部分の回路図を KiCad を使用して書いてみました。なんだかんだで、標準の記号などでも自分で作った記号多かったです。

KiCad の回路図エディタはさわった感じ、正直言うと以外に簡単です。問題は PCB のほうです。こっちは部品の形状からシルク印刷したいところはモジュールライブラリを登録しないとはじまりません。がこれはどの PCB CAD でも同じことなので辛抱しましょう。個人が使う部品の種類はね。そんなに多品種あるわけではありませんので。

正直、上の回路で使用する部品のほとんどの Footprint は未定というありさまですし、IN-9 をマウントする金具などの絵も書かないけませんしね。先は結構長い

あとから気付いたのですが、DC/DC のスイッチングFET ダイオードの接続がおかしいです。FET はアノード側です。

お知らせ: LD8113 のドライバ回路や Si4735 のエンハンス関係などの記事はもう少し後回しになります。

LD8113 蛍光管や、 Si4735 ラジオモジュールのキーワードでたくさんの方がこちらの Web サイト見に来ていただいてるのは承知していますが、お仕事探しと IN-9 バーグラフネオン管を片付けたいのが重なっているためちょっと手がまわっていません。もうしわけありません。しばらくお待ち下さい。