以前の Blog 記事で、DC/DC の電圧が足らんというポストをしていました。今日の夕食後ちょっとやろうということで、ブレッドボードの DC/DC 部分を組み直ししました。インダクタをちょっと買いに行くというのも面倒だったので以下2点修正
- 電流制限抵抗取り外し
- タイミングコンデンサの容量変更
- スイッチングの FET にヒートシンク取り付け
タイミングコンデンサの容量変更は確認のためもう一回検算しましょうということです。
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ton(μs) |
toff(μs) |
f(kHz) |
2000p |
35 |
6.3 |
21 |
1680p |
27 |
5.5 |
26 |
1000p |
22 |
5 |
32 |
500p |
13 |
3 |
51 |
↑ ton/toff/f の表はデータシートのグラフから取ってますがかなり大雑把です。
Vin = 12V, Vout=140V, Iout = 0.05A でインダクタの計算。ただし手持ちのインダクタはデジットで買った 220μH 電流は確か1.7Aくらいのやつなので、ipk はこれで計算
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500p |
1000p |
1680p |
2000p |
Lmin(μH) |
89 |
159 |
195 |
265 |
ipk(A) |
0.7 |
1.2 |
1.5 |
1.7 |
結果的にはタイミングコンデンサはやっぱり、1000p か 1680p(手持ちの関係で1000+680です)あたりかなと。前回 1000p での実験では、FET の発熱が心配でしたが、1680p に変更してみようというものです。
今回、テストの段取りを簡素化するためマイコンボードを外しまして、入力された音声をそのまま IN-9 のドライバへ渡すよう配線を変更。PC から音楽再生しながら経過を観察。で、その結果は
- IN-9 2本ドライブ可能
- インダクタの発熱は人肌以下
- FET の発熱はほとんど無し(IN-9 のバーンイン時少しあたたかくなる程度)
と、少しづつですがあたりがついてきた感じはします。あとは、IN-9 の表示のバランスを取る回路とレベル調整が必要ですね。ぶっちゃけ、これで、対数目盛印刷した透明な板に IN-9 着けてしまえばいいんじゃないか?と思うようになってきました。まぁ、試作1号という意味ではいいかも