前回までの Blog 記事で、バーグラフネオン管の表示テストやオペアンプの全波整流回路の事前確認を行ないました。VUメータみたいなものを作成するのあたっては、対数変換して表示を圧縮させたほうが人間の比率感覚とあうのでやるのがいいと。AVR マイコンで計算したらどうなるのか気になったのでちょっと検討。ATmega328 の A/D コンバータは10bitの分解能ですが、データシート見ますとリファレンス電圧にチップ内蔵 1.1V を選択することが出来ます。なんかいい電圧値ですね。今回は小型オーディオなどの出力で使えればいいと思いますので 0dBv = 0.775V で見てみました。
Wordpress でテーブルタグ使うのは面倒臭いので表計算の画面のコピペですいません。電圧だけで見てますが -40 から 3デシベルまでいけそうです。ということで
- オーディオ入力を全波整流
- ボルテージフォロア
- マイコン A/D 入力
- マイコンで対数計算
- ネオン管出力(時定数持った振れ方を工夫)
の構成で出来そうな目処がついてきました。簡易的にレベル調整するところと、IN-9 の表示バラツキの吸収をどっかでしないといけませんが、悩むところは減りました。よかった。