6418 サブミニチュア管ヘッドホンアンプキット 初回頒布分のパーツピック

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今日は、6418サブミニチュア管ヘッドホンアンプキットの頒布準備で、10セット分のパーツのピッキングを行っていました。最初頒布は駄目な基板からと思っていましたが、やはり駄目なものを売るのはあれなんで年末年始、夏休みのプレゼント用にして普通に作れる V1.1 からの頒布です。

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真空管のチェックも行っています。不良真空管のチェックが目的ですが、簡単なペア取りも行っています。

私の動作確認用と予約が1個あるので初回頒布は8個です。これ以降も継続して基板と部品の仕入れを行います。当分の間は頒布できます。こちらの Blog でアナウンスしますので、時々チェックしてみください。

Raspberry Pi 2 購入

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最近発売になった Raspberry Pi 2 です。RSのサイトで頒布物のパーツ注文するついでに買おうと思っていたのですが、肝心のパーツは在庫切れ、Raspberry Pi 2 もクリック出来ない状態というやつで手配出来ない事態に。仕方ないので、大阪帰る前に秋月寄ったとき代替パーツと共に玄関先のワゴンに積まれてたRaspberry Pi 2 も 1個購入。まぁ、なんといいますか、PC 好きな人がハードディスク買うような感覚の買い物でしょうかねぇ。マイクロSDカード買い忘れてたのでカメラ屋さんでマイクロSDカードを購入。

本家のサイトから ARM 用 Linux のディストリをダウンロードして、マイクロSDカードに書き込みます。今回も Raspbian という Debain GNU Linux のイメージをマイクロSDカードにツールを使って書き込み。

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私の家には、USB キーボードが無いため、Raspberry Pi 2 の初期セットアップを HDMI 出力 + キーボードという組み合わせで行うことが出来ません。私の場合はシリアルコンソールから初期セットアップを行います。写真のように、ヘッダーピンには以前の Raspberry Pi 同様シリアル出力が出ていますので、ここに USB シリアル変換を差して PC の Teraterm から設定をします。このとき使用する USB シリアル変換の I/O は 3.3V 対応にしてください。

シリアルコンソールからログイン出来たら、必要最低限の設定を $ sudo raspi-config して行います。とりあえずファイルシステム設定でSDカード全体使うように設定するのと、ホスト名変更と、SSH サーバーが有効になっていることを確認。次に /etc/network/interfaces の有線LANの設定を固定IPに変更してリブート。

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LAN ケーブルをノートPCに接続。私のノート PC は無線 LAN でルータと繋っているので、Windows のコンパネから、無線 LAN と RaspberryPi 2 を繋いだ有線 LAN をブリッジさせます。このブリッジさせることで、ノート PC が HUB みたいな感じになります。Teraterm の ssh 接続で Raspberry Pi 2 にログインして、sudo apt-get install dnsutils を行い nslookup コマンドをインストール。
nslookup コマンドで 自宅以外のドメイン名入れてお返事出てくれば問題なし。駄目なら /etc/resolv.conf 確認したらいいと。ネットワークが動けばなんとかなるので、最初のセットアップはここまでやって終了。

あ、ちなみにストロボ焚いて誤動作するのを再現させるテストはやってませんよ

6418 ヘッドホンアンプキットのツマミ

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6418 ヘッドホンアンプキットにつけるボリュームのつまみをいくつか買ってきまして、どれにしようかなーとつまみ変えてみて様子見してるとこ。

キットに付けるつまみは一番無難なところで黒色のやつにしようと思います。交換する場合は直径15mm以上だとケーブルと干渉するので大きさに注意してください。 マニュアル修正しないと

6418 サブミニ真空管の球切れチェッカーを作った

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今回頒布しようとしているヘッドホンアンプキット部品のうち、サブミニチュア管が壊れていたら残念なので、球が切れてないか最低限のチェックを行う基板を急遽作成しました。頒布基板1枚流用して、基板上には真空管の回路だけ組んでユニバーサル基板にゼロプレッシャーソケットを付けています。このゼロプレッシャーソケットに真空管を挟んで電源 ON して測定します。

LED は付けなくてもよかったのですが、確認中電源 ON のままソケットから真空管抜くことがないように表示はしとこかと。

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Analog Discovery で信号発生とオシロ画面を出して、出力が出たら壊れてないと判断して出すようにします。
なお、ペア取りのサービスは今のところ時間的に無理なのでご容赦くださいませ…

6418 サブミニチュア管キット製作ワークショップをしました

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Kyotani’s Hobby Page をやっている先輩を急きょ呼び出しまして、キットの制作を行い完成までたどりつけるかワークショップ開催。

無事キットは完成し音出しも出来たので、よかったというのが正直なところ。

  • 006P の金具取り付けで基板にうまくはまらず、ちょっと悩んだ。
  • 真空管のリード線はななめカットすると基板に差しやすい
  • 抵抗は、カラーコード見にくいのでテスターで確認推奨

など、説明書に書いておいたほうがよさそうな指摘がありましたので修正する予定です。あとは、部品揃えて準備完了したら頒布開始したいと思います。

6418サブミニチュア真空管使用ヘッドホンアンプキットの試作 という blog 記事も書いていただきました。ありがとうございます。

6418 サブミニ管ヘッドホンアンプ基板の変更実施

今回試作で基板を作ってみたものの、単三電池ホルダがギリギリサイズでちょっと困った状態です。

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KiCad で作った台湾製品ベースの BC-0301 という電池ホルダーです。あらためて今朝、Keystone 92 という電池ホルダの資料を Digikey より発掘。REQUIRED SPACING FOR ‘AA’ CLIP という基板上のドリルホールの配置などを指示した図と上記現物あわせで製作した部品の差を確認します。

  • 金具のドリルホール間隔 300mil → 正解
  • 金具と金具の間隔 1320mil(33.53mm) → 1300mil(33mm) 0.5mm 狭い結果

でした。基本この寸法でも、電池の長さのほうが誤差デカイから仕様の範囲やろと思いつつも
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のように、見た目は微妙なんで、次回からは 2mm くらい間隔を広げようかと思います。金具と電池が接触するところの出っ張りが図面では 1.27mm とあるのですが、ノギスで測ると2mmくらいと背が高いのも原因の一つ。今回10枚手に入れた基板のうち、もう一枚は、真空管チェック用に取っておきたいので先行8枚をテストリリースする予定にします。

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基板の電池ホルダを Keystone 92, Keystone 953,954 の仕様に変更。単三電池金具間隔は 33mm から 34.5mm に変更と位置を基板の端ギリギリのところに変更。これでちょっとはマシになるでしょう。

6418 サブミニチュア管ヘッドホンアンプの試作品完成

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先日オーダーしたテスト用基板が到着しましたので早速組み立て実施。結果は、単三電池ホルダ以外は大丈夫というものでした。

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電池の長さは基本決まっていますが、ある程度のレンジがあるのと、金具の接点出っ張りが図面よりデカイですなぁ。実際に電池入れたらギリギリでした。ペンチなどで曲げていただく対応をお願いしましょう。物は、日本橋のシリコンハウス共立で買ったものですが、台湾製と思っていて COMFORTABLE BC-0301 で部品作ったんですが、今金具を見ると KEYSTONE の文字が… ソックリさんですが、物は違うという事態になってしまいました。次回ロットからは電池金具見直ししましょう… 今回の基板は B 品として出します。

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アクリルの天板を仮止めしてみてどんな雰囲気になるか観察。見た感じはいいです。ただ電池交換時にはアクリル板を外さないといけない罠があります。

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簡単な測定だけしました。橙の線が f 特のグラフになります。十分です。

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また、別の方法でも測ってみました。100Hz,1kHz,10kHz を出したときの結果です。倍のトーンが観察されます。実際聞いてみた感じでは 12AU7 高電圧バリバリにかけたときみたいなキラキラ感はないですが、これはこれでゆるめにオクターブトーンが出てて素直に鳴るタイプのアンプに仕上がったと思います。わりと長い時間使ってもあんまり疲れない感じといったらいいかなぁ。

Analog Discovery で AM 変調やってみた

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ふと思いつきで、AM変調やってみました。WAVEGEN の画面で出力周波数と変調かける音声帯の周波数をセットして RUN するだけ。今回は 5MHz の周波数に 442Hz のサイン波をかぶせました。出力は 60mV です。めちゃくちゃ簡単です。確認でレシーバーで受信してみて音が出るかでやりました。下の動画の音声は OFF になっています。スピーカーのアイコンを消音から切り替えると音は出ます。

https://vine.co/v/Op2IvrW7VxQ

Analog Discovery で LED チカチカ

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昨日買って帰った Digilent Analog Discovery ですが、さすがに昨日は徹夜明けだったので何もしませんでした。とにかく Hello World ネタなので LED チカチカします。

ブレッドボードに、電流制限用 LED と LED を配置。そして Analog Discovery の黄色の線を LED 回路の + 側に接続。黄+白色の線を LED 回路の – に接続。

WaveForms アプリケーションを起動して WAVEGEN を選択。画面コピーのように、矩形波を選択。あとは周波数やら出力電圧を選択して RUN させるだけです。

https://vine.co/v/OpFTlZXwMt2

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ついでなので、オシロスコープも立ち上げてみて WAVEGEN の矩形波を測ってみたところ。トリガーをどこでかけるのか、よく調べていないけど出るので OK としときましょか。

Digilent Analog Discovery 購入

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出張の帰り秋月に寄りまして Digilent Analog Discovery を購入しました。

  • 2-Channel Oscilloscope
  • 2-Channel Waveform Generator
  • 16-Channel Logic Analyzer
  • 16-Channel Digital Pattern Generator
  • ±5VDC Power Supplies
  • Spectrum Analyzer
  • Network Analyzer
  • Voltmeter
  • Digital I/O

とたくさんの機能が搭載されていますが、基本的には WaveForms アプリケーション中心に実装されている機能のようです。例えば ±5VDC Power Supplies といっても電圧の調整はアプリケーションから設定可能だったり、2-Channel Waveform Generator も単純な波形からユーザー定義の波形、変調波なども生成できるようです。あとは Analog Discovery と言っておきながら Digital I/O もあって普通の GPIO 的な使いかたから、SPI,I2C などのインタープリトなども可能なようです。
個人的には簡易ではありますがスペアナ機能や、信号生成のあたりは気になるところでしょうか。

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ついでなので、Analog Discovery の端子を BNC に変換してオシロのプローブも使えるようにする変換基板も一緒に購入しました。