6418 サブミニチュア管ヘッドホンアンプの簡易測定

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ブレッドボードのままで測ってもアレなんですが、傾向は見ておきたかったのでオーディオインタフェースひっぱり出してきてちょこっと測定

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負荷抵抗はパーツボックスにあった 33Ω の抵抗を使用しています。20kHz ちょいで切れてますが、これはオーディオインタフェースのマイク入力でカットされているところです。高いとこまで十分出てます。ひと安心であります。

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マイクロフォニックノイズの確認です。上は、落ち着いてるとき、下は、真空管を「コン」と弾いたときに発生する音です。約4kHz の音が発生しています。この4kHz付近というがクセもので人間の耳に聞こえやすい周波数です。実際ヘッドホンで聞いてると音叉をたたいたような音が聞こえます。

60Hz や、それの倍音のノイズなどは、ブレッドボードの配線、真空管で拾うノイズ、入力のボリューム浮いてるなどあちこちから拾ったものが混ざったものです。入力ボリュームの場所変えるだけ拾うハムの大きさが変る状態のため、適当に組めばこれくらいノイズ乗るという程度の参考に。まぁ、-50db くらいなので気にしだすと十分聞こえちゃいますな。

6418 サブミニチュア管ヘッドホンアンプ A電池、B電池の電圧低下インジケータ追加

2014-11-22 11.10.06

今日は、ヘッドホンアンプの電池がなくなってきたら LED を点灯させてお知らせするインジケータを追加搭載。表示は2系統ありまして真空管のヒーター用単三電池(A電池)が 1V 以下になったら LED を点けるのと、それ以外の回路全体を動かす 006P 9V の B電池が 7V 以下になったら LED を点けるものです。電圧はおおよその目安です。

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電圧があれば、LED は点灯しません。

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真空管のヒーター電圧を下げて、0.97V で LED が完全に点灯

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B電池側のインジケータは6.6V で完全に点灯しました。まぁ、目安なのでいいかな。

この電圧低下インジケーター回路を追加した状態で、LED 非点灯時の 006P の B電池電流は 5mA から 6mA になりました。A電池は約20mA。
B電池 006p の容量を 200mA/h として 30h、A電池 750mA/h として 37.5h くらいの目安ですね。
とりあえず、これは基板作って頒布する方向にしようかな。

6418 サブミニチュア管ヘッドホンアンプ基本形をブレッドボードで作ってみた

2014-11-16 12.35.40

6418 のサブミニチュア管を使用したヘッドホンアンプの基本形をブレッドボードで作ってみました。

サブミニチュア管とオペアンプのハイブリッド構成です。入力は手持ちの部品があまりなかったのでゼロバイアスで組んでみてバイアス電圧確認したところ -0.33V くらいでした。もうちょっと欲しいところですが、過大入力させなければ動くでしょうということで、オペアンプのバッファをかませて試聴中。使った OPAMP はパーツボックスから出てきた5種類差し替えて雰囲気をチェック。

OP275
LME49720
LM4562
OPA2134
4558DD

OP275 との組み合わせが今のところいい感じです。

とにもかくにもマイクロフォニック・ノイズ対策を考えないと駄目ですね。