移動用工具

電子工作の移動用工具を考えてみる。思いつくものを全部持って行けば何も問題はありませんが、荷物が重くなるためシンプルな構成でまとめたいところです。簡単な回路とかを実験したいときに、ちょこっとはんだつけして回路を組んでみるという感じ。
ブレッドボードで実験も方法としてはありますが、ジャンプワイヤが足りなくなった瞬間に詰んでしまうのがつらいところ。ということで、出先ではんだつけ出来る環境をなんとかしたいと思います。

・はんだこて
・はんだ(0.6mm程度)
・はんだ吸い取り線(1mm幅くらい)
・こて台(スポンジ)
上記4点は必須で入れておきたいところ。

はんだこては、ガスと電気が候補になります。
ガス式はコテライザー・オート・ミニを持っているので、これでもいいかなと思うのですが、ガスボンベが必要になります。飛行機での移動の場合は、ガスボンベはご法度なので現地調達の必要があります。ガスの入手が地味にネックになるところ。はんだつけ以外には、ホットブローが出せるので熱収縮チューブなどにも使えるのが利点ですかね。
電気式のはんだこては、宿のコンセント位置によっては作業しにくくなる可能性があります。かばんに電源タップをいれるかガスボンベいれるか選択になりそうです。どっちもどっちですね。

あと必要な工具として、
・ニッパー
・ラジペン
は、リード線曲げたり切ったりするのに必要です。これは外せませんね。
・ワイヤリングペン
配線に使う部材は UEW を使いたいと思います。皮膜が溶けないとイライラしますが、被覆線剥くことを考えればマシといったところでしょうか。

これ以降はオプション
・ねじまわし
・テスター
ねじまわしは必要なら入れる感じで。テスターは電子工作以外に電池チェッカーとかで役立つので、地味に便利アイテムなのですがとりあえずオプション扱いにします。
これだけなら、どっかの工具セットでもありそうなもんですなぁ。

Si4735 ラジオモジュールの音声出力UPをねらってオペアンプ付けたけど失敗

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Si4735 ラジオモジュールの音声出力は弱いのでオペアンプ付けてみようと、ブレッドボードでテスト開始。LT1054 の電圧コンバーターで負電源作って±4.5Vくらい出せる電源を準備。これを 4558 オペアンプの電源にして増幅させてみました。結果からいくとマイコンボードのノイズ、USB HUB の電源ノイズなどもハッキリ聞こえるようになってしまいました。

ということで、この方法はいまいちだったのでフィルタ付けてみるとか考えたほうがいいかも知れません。I2S のデジタル出力もクロックさえ用意すれば出せそうなのですが、今のところ簡単に実験出来ないので今後の出来るときにやってみたいと思います。

HAKKO FX-951 はんだこて購入

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題名のとおり HAKKO FX-951 ステーション型はんだこてを購入しました。

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こて先は別売なので本体購入時セットで買いました。ひとまずリード部品でよく使いそうな C2 と D24 を購入。面実装用にもうちょっと先が細いのもあったらいいかなと思うところですが、追加のこて先はお店などで現物あれば見てから買いたいと思っています。

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さっそく組み立てして電源 ON します。デフォルトは 350℃ の設定になっていました。設定温度に到達する時間も20秒くらいなので個人的には十分な感じです。

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こて先の温度を測ってみたところ、およそ300℃を示しました。これなら、プリント基板にあてて 50℃くらい下ったとしても、鉛フリーは溶けてくれそうなので、しばらくこの設定でいってみようかなと思っています。あと、このはんだこてはこて台にコテを挿すと、こて先保護のため温度を下げるスリープ機能というのが付いていますが、設定温度になるとブザーが鳴ってやかましいので、機能を有効にするかどうかは悩ましいところです。

とにかく鉛フリーはんだ付けが安定して出来るよう練習と設定探りをしましょう。

テスラコイルキット製作 2次コイルにニスを塗りました その2

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テスラコイルキットは、金曜日の夕方に1回目のニスを塗りました。それから、36時間ほど自然乾燥させた状態でほぼ乾いた感じになっていることを確認。木工製品などでは、これから2回目3回目と塗り重ねて仕上げていきますが、今回は UEW 線の絶縁と固定が出来れば十分なので、1回で十分かなというところです。とりあえず布で表面を軽くこすって様子見。写真の光の反射具合から、滑らかな表面ではありませんが十分でしょう。

9月連休までにはほかの基板のハンダ付けなど終らせて試運転してたいところです

PSoC4M Pioneer Kit で Si4735 ラジオモジュールコントロール その2

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ブレッドボードで組んでいる Si4735 ラジオモジュールのプログラムを少しづつ作っています。今日は、 CY8CKIT-044 の CapSense のスライド操作で音量を調節出来るようにプログラムを少し手直し。音量調整の基本部分が出来ました。

テスラコイルキット製作 2次コイルにニスを塗りました

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テスラコイルキットを作っていきます。今週は3日休めるので2次コイルをニスで固めるところから着手します。コイルはあらかじめ筒に巻いてあり、すみっこが透明テープで仮止めされています。この巻いただけの状態で使うと絶縁不良などで要らぬ放電やトラブルの原因になったりするため、ニスで固めてしまいます。取扱説明書にはポリウレタン、バーニッシュという単語があったので日本でいうウレタンニスでいいかと思ったのですが、今回はオヤイデさんから買った絶縁ニスを塗ってみたいと思います。

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目先必要な分を、お弁当箱につかうアルミのカップに取りまして、ぬりぬり開始です。

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とにかく塗って乾かすところまで。塗りむらは気にしないです。乾燥後の様子を見て重ね塗りするか決めたいと思います。

テスラコイル製作準備。絶縁ニスを買う。

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前はサンハヤトの VA-30 という高周波ニスが、あたりまえのように販売されていたわけであります。今は売ってませんので代替品を探します。

今回購入したのは、オヤイデさんの Web ショップで取扱いがありました「絶縁、固定用ワニス W-2023M」を購入しました。供給元は日東シンコー社の製品とのことです。これを使いまして2次コイルの固定を行いたいと思いますが、この週末は日曜日が移動日になってしまいましたので今週の工作はあきらめます。次週の3連休確保出来る予定なのでそのときにバーニッシュしようと思います。

PSoC4M Pioneer Kit で Si4735 ラジオモジュールコントロール

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PSoC4M Pioneer Kit から Si4735 ラジオモジュールを動かすプロジェクトですが、周波数の表示装置を I2C 液晶から 7セグLEDに変更してみることにしました。というのは I2C 液晶が地味に大きいので配置に困ったことと、周波数わかればいいかということで、7セグ LED でもいいかということに。配置に困る理由は、上の写真手前にある緑色の基板が Arduino 用のシールド基板ですが、それと I2C 液晶と比較していただければ液晶のほうが幅大きくてはみだすからです。

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その結果、QDSP-6064 Bubble Display で周波数表示させてみようかということに。この LED は Sparkfun の Bubble Display – 7-Segment (4-digit) というやつです。国内のパーツショップでも取り扱われているので入手は簡単です。これを2つ使用して 8桁表示で使用することにしました。

早速 PSoC4M Pioneer Kit で 7セグドライブしようとコンポーネントを探してみましたが PSoC4 では 7セグ用コンポーネントが消えたみたいです。仕方ないので諦めてコーディングすることにしました。タイマー割り込みを発生させて一定期間で桁のドライブする仕様にして、周波数を表示させてみました。なんとか動いたのでOKかなというところです。音量調節は左右スワイプ、バンド切り替えは上下スワイプでプログラムしたら基本機能のインプリは終ります。

Cypress Bridge Control Panel から Si4735 ラジオモジュールの動作確認

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PSoC4M Pioneer Kit と Si4735 ラジオモジュールを接続した動作確認をやりはじましたが、いまいち動作が安定しませんでした。こういうときは、Bridge Control Panel というのを使用して i2c でエラー(NACK) が発生しているか確認するのが早いです。

PSoC4M のボードには KitProg というのが付いていて普段はマイコンのプログラミングに使用しますが、それ以外にもデバッガ、USB-UART Bridge, USB-I2C Bridge という機能も提供しています。今回は USB-I2C Bridge を使用します。

USB-I2C Bridge は Bridge Control Panel という Windows アプリから I2C のデバイスにデータの write/read をするものです。マイコンで試行錯誤する手間が省けるので大変便利です。

スクリーンショット 2015-08-12 20.01.15

上の写真のようにブレッドボードに Si4735 ラジオモジュールを差して、PSoC4M ボードの SDA/SCL 端子、電源を接続します。マイコン側は何もしなくて良いので、Lチカでもなんでもいいです。

Bridge Control Panel の上側のテキストボックスに送信する予定のコマンドを入れます。カーソルを送信したいデータの行に移動してリターンキーを叩けば i2c に送信されます。そして、送信結果は下側のテキストボックスに表示されます。

w 11+ 20+ 00+ 22+ 6A+ p r 11+ 80+ p 

結果の最終行を例にしますと
W : データ送信開始(Start コンディション)
11: デバイスのアドレス
+ : ACK が返ってきた
20: データ送信
+ : ACK が返ってきた
00: データ送信
+ : ACK が返ってきた
22: データ送信
+ : ACK が返ってきた
6A: データ送信
+ : ACK が返ってきた
p : 送信終了(stop コンディション)
r : 受信開始(start コンディション)
11: デバイスのアドレス
+ : ACK が返ってきた
80: データ受信
+ : ACK 送信
p : 受信終了(stop コンディション)
という内容です。

+ のかわりに – が表示されたら NACK が返ってきたことが一発でわかります。今回はプルアップ抵抗間違えて Si4735 ラジオモジュールが上手くうごきませんでしたが、これで動作確認してみたら NAK が返ってきたりしてるのがわかったので原因を調べるのに役立ちました。

CY8CKIT-044 CapSense の処理をちょっと考えちゅう

先週の出張中全然いじれなかった PSoC4M Pioneer Kit 。夏休みに入ってお墓参りなども済んでやっとのことでいじれるようになりました。

今週は、CapSense のプログラムをやってみようと準備というか超概略な仕様を検討。仕様と言っても指を右にクルクルさせたら右回転を判定するとかそういったレベルでの検討です。ここでのポイントは CapSense は設定にもよりますが同時押しは当然のように発生する前提でプログラムしないと駄目ということです。

ゼスチャ

URDLC は上・右・下・左・センターの略です。例えば U → R は右回転確定で判定したい。ところが同時押しの都合で U → C → R と検知する場合も考えられます。これも右回転確定で判定したい。ということでまとめたのが上の表。わかればいいので必要最低限のゼスチャだけ定義。

左右回転と左右のゼスチャが実装出来ると、Si4735 ラジオモジュールの周波数を替えるダイヤル操作や音量操作に使えるようになります。とりあえず今週はこのあたりがんばってみたいと思います。