入手できる TTL(74LS) が届きましたので、張り替えていきます。
apple_2_repair_1982.pdf
W. Gayler – The Apple II Circuit Description.pdf
の資料を参考に交換実施。HIRES or LORES Problem と Wrong Page or Video Mode の部位を交換して、グラフィック描画がおかしい事象は収まりました。あとは、ピンの腐食が激しく足がちぎれたチップや、腐食が進んで駄目になりそうなものもセットで交換。
ゲームを起動してみて、問題ないレベルで画面を見られるようになりました。
本体ケースに戻します。スピーカーは手持ちのものと交換、電源・キーボード・メインボードを組み付けて完成であります。
ゲームパッドもセンター調整も行い、組みあがったところ。
フロッピードライブは1台回転しない状態なのであきらめました。全く回転しないというか、モーターが回ろうとしても5インチメディアの摩擦にまけて回転できない感じです。もう一台は動くので一応本体に接続しています。フロッピーメディアへの初期化と書き込みは行けてるんで多分大丈夫かなぁ。回転数調整をしないと駄目なような気もしますが、いまさら5インチメディアを他人に渡すこともないので、フロッピードライブいじりはしない予定。
もうちょい簡単にリペア完了するかなと思っていましたが、四捨五入して約40年前の機材。やはり経年劣化には勝てなかったというところでしょうか。基板にダメージなかったのが幸いです。
お世話になります。
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DISK ][の回転が弱いとの事で、そもそも回転の弱い本機なので、私の場合はフロッピー自体のフリクションに差が有ったので、手で回しても回りにくいものはジャケットの上の部分をカッターで切り開いてフリクションを減らして使っていました。意外とうまくいってました。40年以上前の話です。
今、終活中でApple ][を引っ張り出して、さっきフロッピーを出してみたところです。
技術レベルが高い方に原始的な話で恐縮です。調子の良い方のFDDでも回らなくなったらやってみて下さい。
ご参考まで。
ブログを見ていただきありがとうございます。
フロッピードライブについては、本体リペア開始時点でフロッピーエミュレーターを注文してましたので優先度下げていました。
Apple II コンパチマシンなのでドライブも当時の国産品。そのうち掃除してみようと思いつつも放置状態な次第です。