MAX1771 を使ったスイッチング電源をユニバーサル基板に組んでみました。インダクタの関係と実装の問題で性能は発揮されていません(笑)。フィードバック入力に0.1μF 抱かせてズルしています。ブレッドボードよりかはマシでもはやり無いと電圧安定しない。
写真では、100μH/3.9A 巻線抵抗97mΩ を使用して 180V 出力、負荷 10kΩ をパラって 5KΩ で 6.48W(36mA) は1時間放置でもインダクタの温度は触れてもちょっと熱いくらい。これを、シールドケース入り面実装インダクタ 47μH/7A 巻線抵抗35mΩ に替えると、発熱でみるみる温度上って行って1分もするとアツアツでした。コア材よりもスイッチングタイミングの問題かなぁ。
どちらのインダクタでも、スイッチングに使用している IRF644 の FET は発熱しません。これは今回唯一の救いですな。電流制限用の抵抗 50mΩ をもう少し下げて電流流せる設定にすれば、↑の47μHのインダクタも調子良く動くようになるかも知れませんね。
これはこれで十分パワーが出るので、IN-9 バーグラフネオン管の事前バーンイン用電源にでもなってもらいましょう。4本は余裕、6本もなんとか一気でバーンイン出来そうなので、頒布キットの手順も減らせるし部品も減らせるのでいいですね。