次の真空管工作用に真空管ブレッドボードを改造

2014-03-21 15.51.43

真空管のちょっとした動作確認で使うブレッドボードの組み直し。以前作ったのは、真空管アンプのシャーシに大半移植されましたので当ボードには MT 9 ピンと 7 ピンの真空管ソケットが残っていただけの状態です。今回、MT 7 ピンソケットも外して MT 9 ピンソケット 1 つだという大変シンプルな形に。前回 9 ピンソケットは 6N2P-EV の確認で使用しましたが今回は 12AX7, 6189W(12AU7) で使用するため、ヒーター配線を付け替えしています。

今日のところ MDF の合板に載っているのは、端子台、電源トランス(2次側 6.3V/2A, 220V/0.12A)、9 ピンソケット、ブレッドボードだけです。

ヒーター点灯のための事前確認。電源トランスの 6.3V 端子の無負荷状態が 7.03V でした。真空管は 1 本だけ点灯させるので抵抗を入れて電圧をドロップさせます。12AX7, 12AU7 ともデータシートでは 6.3V 点灯したときは 0.3A 程度みたいです。7.03V – 6.3V = 0.73V がドロップさせる電圧。0.73V / 0.3A = 2.43Ω 電力は 0.73V * 0.3A = 0.219W 約 1/5 W。手持ちの抵抗を探した結果 2.2Ω 1/2W を発見。あまり余裕ないですが、これを使用することにしました。ヒーター電圧と抵抗の電圧から計算した電流は以下のとおり

  • 12AX7 ヒーター電圧 6.21V 電流 0.35A
  • 6189W(12AU7) ヒーター電圧 6.33V 電流 0.3A

12AX7 のほうがちょっと電流多めに流れているようでした。問題ないので OK

リップルフィルターなどちょっと試してみたいのがあるので、しばらくの間はこの板使って動作確認が続きそうです

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