とりあえず、部品載せてみた感じはこんなんです。とにかく基板は広いし、部品付け直しも楽です。スカスカ基板ですな。
初段と終段はトランジスタ差し替え可能にするためソケット対応。手持ちのトランジスタあまり無いけど数パターンは実験できます。とりあえず Wavespectra で 全て 2SC1815GR/2SA1015GR で構成したときと、初段 2SA970, 終段 2SC2655/2SA1020 の組み合わせのときを測定してみました。
THDN | All 2SC1815GR/2SC1015GR | 初段 2SA970 終段 2SC2655Y/2SC1020Y |
100Hz | 0.07169 | 0.09347 |
1kHz | 0.06978 | 0.09519 |
10kHz | 0.07772 | 0.09785 |
どちらも歪み率に差は無いという感じ。特にジュールシーフ(ブロッキング発振)で 1.5V の電池で LED 点灯させようというネタ用トランジスタ 2SC2655 も家にある ATH-A700 という安いドンシャリヘッドホンを素直な感じに鳴らしてくれたのが驚きです。またゼンハイザー HD-25もインピーダンス高めなのですがいいかんじです。
2SC1815/2SA1015 の組合せは、シャキっとしてて通りはいい音ですね。2SC2655/2SA970の艶のある感じとはまた違います。今のところ2SC1815/2SA1015が個人的に好きな音が出ているので基板に 2SC1815/2SA1015 3パラ載せて使用しています。
音質の表現については申し分けありませんが無理です。本人の語彙の足りなさもありますが、感覚によるところの判断なので十人十色なのです。
基板だけ先行して頒布開始の手続したいと思います。機会ありましたらよろしくお願いします。試作時の回路は以下のとおりです。
「ヘッドホンアンプ基板が出来たので早速試作」への1件のフィードバック