Nutube ヘッドホンアンプキットのホワイトノイズ対策

Nutube ヘッドホンアンプキットで効率の良いイヤホンやヘッドホンでよく聞こえるホワイトノイズの切り分け

最初は、Nutube のバイアスを 3.3V LDO 出力からとるのを止めて、006P 電池の 9V からとるように変更。抵抗分割でやってもよかったのですが、別のキットに書いてあった LED でバイアスとる方法をやってみました。
結果ホワイトノイズは正直変わりませんでした。ですが、このテスト結果からグリッドバイアスを別系統からとってもしつこくノイズがでるので、残るはヒーターからの雑音が疑わしいところです。

手持ちの 47μF 電解コンデンサを Nutube のヒーター端子と GND にそれぞれつないでみました。この結果ホワイトノイズは大幅に減少しました。Lch, Rch それぞれの 3.3V LDO の出力には 2.2μF + 10μF の平滑を入れていて、ここからバイアスの10k 半固定抵抗と150Ωの抵抗経由 Nutube のヒーターに行ってるですが、結果的にノイズが取り切れていない状況。

チップコンデンサであれば基板の R5 と C6 の間と、R6 と C5 の間に付けるのが特別な加工が不要で一番早い付け方と思います。リードタイプも同じ場所にはんだ付けするのがいいかと思いますが、直接 Nutube のヒーター端子のピンとGND ピンとコンデンサでつけてしまうのもありかと思います。

グリッドバイアス回路を元の状態に戻して、問題ないか引き続き確認します。また部品の付け方については、改めて写真撮影を予定します

Nutube ヘッドホンアンプキットのソースフォロワ基板を頒布します。

現在頒布中の Nutube ヘッドホンアンプキットの入力ボリュームと Nutube のグリッド間はコンデンサカットで接続されていますが、この部分を FET のソースフォロワ回路におきかえるものです。ボリューム位置で変化するホワイトノイズを軽減するための回路です。

表面は、表面実装部品で構成されています。手はんだしやすいよう、部品の間隔を広めにしています。

裏面は、コンデンサが付きます。

ヘッドホンアンプ側のコンデンサを外して、この基板をスズメッキ線と接続します。


頒布は、https://www.em9system.com/ の頒布サイトで行っています。

Nutube ヘッドホンアンプ用にアドオン基板を作ろうと考え中

頒布開始した Nutube ヘッドホンアンプキットも20セット近く出てうれしい状況であります。ただ、ホワイトノイズが結構でるので、いつまでも未対策はだめかと考え今の基板にインピーダンス変換のバッファ基板を付けられるか設計開始しました。

緑のカップリングコンデンサを外して、ボリュームの上にアドオン基板を貼り付けてそれぞれの端子を接続する方法でなんとかなるか検討。

ひとまず部品をおおまかに配置して収まりそうか確認。大丈夫な感じなので基板をおこしてみます。これでノイズ対策の効果がでるかどうか試してみたいと思います。

Nutube ヘッドホンアンプ用にソースフォロワ基板を作ろうと考え中

Nutube ヘッドホンアンプキットのボリュームに小さな基板を貼り付ける形の、インピーダンス変換 add-on 基板を作ってみようかと考え中。改善する方向になればいいのですが。今しばらくの間おまちくださいね。

KORG Nutube アルトイズ缶サイズヘッドホンアンプキットの頒布は11/27午後からを予定しています

資材の調達中のため、キット頒布は 11/27 の午後くらいから出来そうなのです。興味ある方はぜひ買って作ってみてください。よろしくお願いします。

KORG Nutube 6P1 を使ったヘッドホンアンプキットができました

2016-11-12-12-01-58

KORG Nutube 6P1 を使ったヘッドホンアンプを作っていました。このため Blog 更新も滞りがちでしたが、とりあえず頒布できそうな目途がついてきたので Blog 更新と頒布開始予定のお知らせでございます。

2016年12月頒布開始目標です。(必要最低限な説明書もない状態なのでお待ちください)
また、Nutube とアルトイズ缶は別途買っていただく必要があります。

f 特の参考例1(電池9.2V OP275G 68Ω負荷)
9-2v-240k-68ohm-op275g

f 特の参考例2(電池9.2V MUSE02 68Ω負荷)
9-2v-240k-68ohm-muse02

高いほうのカットオフ周波数は 50~60kHz くらいになっています。低いほうは 20Hz あたりから下がりはじめる形となりました。
33Ω負荷では、ゲインが少しさがりますが、特性の傾向は変わりません。

組み立てキットの頒布は、頒布物のページ にて実施します。よろしくお願いします。

Raspberry Pi 電光板のハードが出来ました

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Raspberry Pi 3 電光板は、以前通販で頼んでいたスモークアクリル板が到着。

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早速貼り付けまして光具合を確認。コントラストがあがっていい感じになった気がしてます \(^^)

現状は、Twitter から特定のキーワードを受信して表示するだけです。一応単体動作するように、ファイルに書いたテキストを表示するバージョンを作成する予定です(普通こっちのほうが先出来ているはずなのですが。。。)ファイルから表示するほうについては、発光する LED の緑・赤・緑+赤=橙の切り替えは最低でも実装しないと恥ずかしいですね。

エスケープシーケンスのイメージでやるのか、テキストファイルにコマンド+テキストのようにわかりやすい感じにするか今後検討して作ってみたいと思っています。

次の真空管アンプは 71A で作る予定です

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今度作る真空管アンプは 71A を使ったアンプになる予定です。写真の球はアメリカの出品者から買ったのですが荷物追跡できないお安い配送方法のため2ヵ月経っても到着せずの状態でした。郵便局に CN08 CN18 の紙出しても追跡不能。出品者に問い合わせても追跡不能と。「こりゃロストしたか」とあきらめ半分でナス管の CX-371 をオーダーしたところで到着。

4 本ありますが振るとカラカラ音がするのがあります。足のところの固定に使われている接着剤のカケラがカラカラ言うのか真空管内か切り分けできていないので、ブレッドボードに簡易試験回路を組んでみて不良があるかどうか確認はしておきたいところです。

ノグチトランスで FM-H1WS をぽちっとなしてしまったので、ひとまずヘッドホンアンプにしようと思っています。年内にできるといいな。

Raspberry Pi 電光板、LED パネル連結して動作テスト

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この週末もあき時間使ってすこしだけ作業実施です。今日は、全部の LED パネルの連結と電源などを配線していました。

電源の配線も終ったので、表示出来るかテスト実施。「秋葉原」「日本橋」で Twitter のストリームを抽出してぽちぽち表示される中から2枚ほど貼っておきました。ひとまずいけてそうなので、LED パネル自体はスモークパネルを用意して貼ることと、裏側の配線整理が主な残作業になります。

アプリは GPIO 叩くサンプルだけの状態なので、これからボチボチ作成していきますが、納期の無い工作物なのでかなりゆるいステータスになりそうです。最低限の機能(赤・緑・橙の切り替え)を実装したくらいには、 git かどっかにあげたいと思います。

Raspberry Pi 電光板 LED パネル貼り付けてそれっぽくなってきた

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電光板に使用する LED パネルを MDF の木の板に貼り付けしました。こんだけ大きくても 128 x 16 ドットなんで表示できる情報量は知れてますが、遠くからでもよく見えそうであります。

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次のステップは Raspberry Pi 3 に乗せる基板の作成。Raspberry Pi の電源は緑色のターミナルから電源供給することにしました。また、LED パネル接続のヘッダピンとバッファを適当にレイアウト。とりあえず配線作業をぼちぼち開始したところで時間切れという次第。
来週基板作成の残りと、電源周りの圧着くらいを予定にしましょうか。