IN-9 バーグラフネオン管のドライバテスト

正直なところ、放置モードになりつつあるこの IN-9。VU メーターは使わんわなぁというのが理由なんですが、こないだ買った雑誌 Stereo 付録の USB-DAC 基板とセットでなんかするかね。という程度。なんにせよドライバはある程度再現ある方法を手元に残しておきたいのでブレッドボードに部品搭載してテスト。LM358 のオペアンプに MPSA42 のトランジスタを接続して IN-9 をドライブします。で、下の写真が測定中のところですが、ものさしで光ってる長さを遠目に見ながらオペアンプの入力電圧テスターで読むという誤差の多いやりかたですが、傾向がつかめれば良いのでこの方法です。

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で、上のグラフが光っている長さに対するドライバの入力電圧。まぁだいたいリニア。10cm のところで電圧高いのは、これ以上表示伸びないけど明るさ増す形で電流は増えて行ってしまうため、止めどころが難しいのでした。なんにせよ、0~2.5Vあたりで、うまいこと光らせそうです。

ということで、以前の記事で対数変換の回路の試算してますが、あれの出力にバイアスかけて反転増幅したらほぼほぼ VU メーターっぽいのは出来ますなぁ。あ、前段に全波整流付けんといかんか。

IN-9 バーグラフネオン管で何しよかと思いつつ、対数回路を計算

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IN-9 のバーグラフ管で、何しようと思いつつもやっぱり普通は VU メーターもどき? と思いつつというやつであります。しかしながら IN-9 は流す電流に対してリニア表示となりますので、入力を対数変換して表示上はそれっぽい振れ方するようにしたほうがいいです。ということで、定本でしたか、入門本に載っていた簡易的に変換する回路例を LTSPICE に入れてみました。opamp は標準モデルで一旦処理しています。入力を0から3Vまで変化させて、出力を見ます。今回は10℃、25℃、45℃の3パターンで計算です。

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結果、温度変化の影響は見られますが、それなりの表示出来るレベルならなんとかなるかなという感じの状態。ただしトランジスタの熱結合なども必要なのでダイオード一本のログ変換にくらべればかなり良いとは言えちょっと微妙か。R4 にサーミスタも入れて温度補償している例もありますのでさらに良くしたいならそういう検討もしましょうということで。

実際には、IN-9 のドライバの入力電圧の設定がどうなるかなど、変化する要素はまだありますが、今回この回路は採用するかなぁ。もうちょっと検討します。

12V – 140V DC/DC の仮組みと IN-9 点灯確認 その2

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先日仮組みした、MC34063A / NJM2360A の昇圧回路で使用している部品を交換して確認。ダイオードが耐圧 100V の普通のをさしてたというオチがありまして、これを 1NU41 の SBD に交換。電流制限抵抗は 0.3Ω で。この状態で無負荷 140V の設定で 125V の出力となりますが、各パーツの発熱は無いと言っていいくらいになりました。電流制限抵抗外すと出力電圧は少し負荷が重くなっても変動しなくなりますが、スイッチも負荷がかかるので実際には 2A 相当を目処に 0.15Ω あたりで電流制限しつつ、FET に小さなヒートシンクを付けて十分安定させる感じが一番いいように思います。

これが、IN-9 のネオン管じゃなくて、IN-13 のニキシー管ならほぼ 1/3 の電流で駆動出来るのでもっと楽チンなのですが、さすがにありません。

12V – 140V DC/DC の仮組みと IN-9 点灯確認

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作成と言っても、とりあえずテストしてみようということで、衆議院選挙の投票のあとに日本橋行きましてパーツ購入。

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電流制限なし、FETの保護回路もない手抜きですがブレッドボードに一度組んでみまして、こんなんで 140V くらい出せるかなと動作確認。結果は動くんですけど、FET が熱持つなぁ。ヒートシンク必要な感じなので、付けたら問題にはならないと思いますがゲートの抵抗小さくしてみるのと、違うの差して見ますかね。という程度。といっても日本橋で普通に買えるのも知れてるし。という状態。秋月あたりで安いFET 通販してみましょかね。どっちにしても、140Vで30mAだと5W弱なので、そんなもんかなぁという感じはしてます。

とりあえず、IN-9のネオン管は普通に点灯出来ますので、急ぎではないです。MC34063 のDC/DC なんてSPICEで事前チェック出来るんかな?アナログオシロ捨ててからオシロ無しでしたが、ゲート電圧見たいので3万ちょいの低スペオシロを手配しました。むむ

このあと、ゲートに2SA1015付けてゲートの電荷を流すように変えたら発熱はほぼいいでしょうという状態に改善したので、定番の回路が勝ちでしたな。

ネオン管(IN-9)使用用途が決まらない

ラジオモジュールの工作が煮詰まっているので違うお話。写真は前に購入して積み上げたまま放置されているパーツです。IN-9 というネオン管で、流す電流によってバーグラフのように光る部分が伸び縮みするというやつです。これのニキシー管タイプは IN-13 というのがありますが、最近なかなか見つかりません。

電子工作関係でもこれらの管を使って、オーディオの VU メーターやオーディオスペアナなどを作成されているすごいお方も見ます。しかしながらこっちがノーアイデアのため積んでるんですねぇ。

売るほど在庫は無いので使ってしまいたいところですがなんか活用出来んかなぁ。