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数年前に、3C30 という真空管でシングルアンプを作成しました。フィラメント電圧が 5.6V だったりバイアス電圧がプラス側だったりと作るのに時間がかかったことだけは覚えています。それから時は経ち 2025年8月関西アマチュア無線フェスティバルの会場で私に 3C30 のタマを売ってくれた方と雑談していたら、TZ-20 というタマがある。差し換えて鳴らせるんじゃない? との提案をもらいました。
ただ、TZ-20 は ヤフオク全滅、eBay ほとんどなし入手困難な状況。あきらめるかと思っていたところアメリカの真空管ショップで4本買うことができました。シングルなので2本あればいいのですがそれだと品代より送料が高くなるので4本買った次第です。
下の写真は着荷時タマ切れないか点灯確認の様子です。

3C30 シングルからの変更点はフィラメントが 3C30 5.6V なのでヒーター巻線から整流した電源をトランジスタ使用のドロッバー回路を通り 5.6V を得ましたが、TZ-20 は 7.5V なので電源トランスの整流出力から抵抗ドロッパで電圧調整して供給するようにしました。この結果、整流後の残留リップルはスピーカーから聞こえることになりますが、いうて大きな音量ではないので放置です。
3C30 シングルアンプの変更後回路は以下になります。終段が 3C30 から TZ-20 に変ったこと。フィラメント点灯はヒーター巻線の整流出力を抵抗ドロッパにしたことの2点です。画像はクリックすると大きくなります。

回路図は終段が 3C30 から TZ-20 に変ったこと。フィラメントがヒーター巻線の整流出力を抵抗ドロッパにしたことの2点です。
FRA Plus で見た周波数特性と入出力特性は以下の通りです。3C30 と同等の結果となりました。画像はクリックすれば大きくなります。


入出力特性で 100mV 程度で頭打ちになっているのは、私の音源ソースのほとんどがポータブル機器なためです。いわゆるラインレベルの機器は持ちあわせ無いので入力の感度は高く設定しています。