TDA1387 DAC for Raspberry pi zero キットを作成してみました

スイッチサイエンスさんで取扱われている、jinson @chinjinson さんの TDA1387 DAC for Raspberry pi zero を購入して組み立ててみました。構成は、フィリップスの TDA1387 という DAC チップを使い、あとは I/V 変換する FET の回路だけという非常にシンプルなボードです。このシンプルさがいいなということで購入した次第

タイトルに Pi zero とありますが、Pi2 Pi3 でも使用可能です。表面実装部品はありますが、DAC とチップコンデンサだけであとはリード部品です。基板のシルク見ながら取り付けすれば問題なく組み上がると思います。

Volmio をいれてあった Raspberry Pi2 にさしてみたところ。特に干渉するようなところもなく OK でした。

Volmio を最新版に更新して試聴開始。DAC の設定は 「Generic I2S」 で音が出ました。TDA1387 DAC + ディスクリッドホンアンプ + AKG Q701 で試聴。オープンエアなヘッドホンでスカスカ感なくリスニングできてます。FET の IV 変換もいいのですかね。ナチュラルで聞き疲れしない十分な音質と思います。ひとまず素の音を確認したかったので、色付けないストレートな音がするディスクリヘッドホンアンプで試聴しましたが、ヘッドホンアンプはお好みで真空管式などにするのもよいかと思います。リーズナブルな価格ではありますが、非常にコスパが高くラスパイオーディオ入門にもってこいのボードと思いました。タクトスイッチによる制御は Volumio などの再生環境にあわせてスクリプト作成必要なので、こっちも勉強になります。

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