GM70 シングル 音出しまで進んだ

2016-06-18 11.26.20

休日の定例作業と化している真空管アンプの配線作業再開です。赤ペンで配線済んだところをチェックしながら作業を進めます。

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一通り配線が済んだので初段・2段目が動くか確認。バラックテストの時と同じ結果となりましたので OK でした。

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ここからが、怖いけど確認しないといけない終段の B 電圧が出ているかの確認。無事1000V 程度の電圧が出ていましたので一安心です。もうここまできたら音出しするしかありません。

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壊れても問題ない数十年前のミニコンポスピーカーを接続しまして電源投入。帰還なしでの音出しは問題なく出ました。1時間ほど様子見で動かしました。このスピーカーこんなに音出たっけ?という感じでよく鳴っていました。(耳の調子がよかったからかも知れません)

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ワットチェッカーの表示は 386W と表示されました。今ヒューズボックスに入れてるヒューズが 4A なのですがもう 1~2A 余裕のあるものに交換したいと思います。

これ以降は、スピーカー端子の極性が間違っていないか確認して問題なければ、軽く負帰還をかけた状態で動作するかやってみる予定です。

GM70シングル 机の上で仮組み

2016-03-06 20.11.24

今日の進捗。MT 管仕様の真空管ブレッドボードをバラして GT 管仕様に変更。これが午前中に終ってしまったので、エイヤとばかりに終段まわりの直流回路だけ作成。これは電圧チェックが終ったらバラす予定のものです。

最初は水銀整流管のヒーター電源を投入します。電源投入後しばらくの間は蒸発した水銀が冷たい管壁について鏡みたいになります。もうしばらく置いておくと温度も十分あがって管壁の水銀も蒸気になって鏡みたいなところが無くなります。ここまで来たら、B電源投入 OK です。

GM70 のヒーターはスイッチング電源で点火します。トリタンフィラメントが電球のごとく輝きます。直熱三極管なのですぐ立ち上がります。

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B電圧のトランスにはスライダック付けて調整出来るようにしてあります。B電源用トランスのスライダックを調節して B 電圧 1000V くらいにしたときカソードの抵抗 100V 出ている状態でした、もう一本のほうは 94Vくらい。データシートから大幅にズレているような感じはありませんでした。まぁまぁいいんじゃないでしょうかと思っています。

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水銀整流管にちょっと寄ってパチリ。手前側の球はプレートキャップが緩んでエポキシ接着剤で固定しなおした球です。にしても、この妖しい輝きはたまりませんなー