Re Electronics 懸賞品で作る真空管アンプ キーパーツ購入

2013-12-28 14.02.14

ご近所さんであります先輩の Blog 見ると ようやく真空管アンプ用出力トランスを仕入れてみた(^^) という記事で、ノグチトランスさんから出力トランスを購入した模様。知らん間にアンプ作るような雰囲気になってました。これは楽しみですなぁ。私のほうもお正月休みに進捗ないのはつらいので、目先必要そうな物を購入しに日本橋へ。いただいた物以外は日本橋で揃えたいです。

シリコンハウスで買ったのは DC/DC コンバータを動かすための 24V スイッチング電源。OMRON の S8EX シリーズというやつと、中継コネクタ類を少々。電源 50W サイズは AC アダプタとスイッチング電源がありまして、お値段も ACアダプタ 3150 円、スイッチング電源 3300 円と似た感じ。今回は、スイッチング電源を選択。

デジットで、周波数特性:50Hz~20kHz。インピーダンス1次側:5KΩ 2次側:0Ω-4Ω-8Ω。というオリジナルトランスをエイヤで購入。2,250円なり。あとは、ラグ板やコンデンサなどを少々。

抵抗は千石電商で購入、MDF の板はホムセンで購入。とりあえずブレッドボードのような感じで板の上で組んでみるスタイルで最初はやってみようかなと。これならテスタなど使いやすいかなというところ。あ、木ネジない

Re Electronics 懸賞品で作る真空管アンプ 回路を考え初める

TubeAmp01

6L31 は、6AQ5 相当ということで、6AQ5 のデータシートを参照。A 級動作の例でプレート電圧 180V と 250V の参考値がありました。定格が 250V なのと初めての真空管いじりなので一旦 180V で設定してみることにします。
プレート電圧 180V, スクリーン電圧 180V, グリッド電圧 -8.5V, プレート内部抵抗 58K, gm 3700S, プレート電流 30mA, 負荷 5.5K, 歪み 8%, 出力2W というのが書いてありました。Web で見つけたデータシートにあった各グラフは 250V 時のものでしたので、まずは使用例のパラメタを中心に考えます。

入力側ですが、普通の電圧増幅か SRPP かは決まってません。考え中の回路図で、左側の回路は真空管をパラにしていますが、いただいた 6N2P が2本あるためです。1本だけ使って余った1本でヘッドホンアンプもいいかもです。この普通の電圧増幅か、SRPP 接続の回路にするかは決まってません。

電源の都合から言うと、今回はいただき物の DC/DC コンバーターを使います。19V もしくは 24V の AC アダプタの出力を DC/DC に入れてあげれば B 電圧は出来るので問題なし。ヒーター電源は、DC/DC コンバーターの入力に使う 19V もしくは 24V の AC アダプタの出力を使って抵抗をかませて直流点灯させるか、実験用に買った 6V/2A のトランスを流用して交流点灯させるかのどちらか。

6N2P のヒーターは、 6.3V / 340mA , 6L31 は 6.3V / 450mA という仕様。直流点灯で使う場合ヒーター 2 つ直列で 6.3V × 2 = 12.6V 。これを AC アダプタの電圧から引いた電圧を抵抗でカバーします。6N2P 24V: 33.5Ω 11.4W 19V: 18.8Ω 6.4W で、6L31 24V: 25.3Ω 11.4W 19V: 14.2Ω 6.4W と。E6 系列の 20W タイプのセメント抵抗なら 33Ω, 22Ω, 15Ω が近いところでしょうか。トランス使って交流点灯ならそのまま接続でいいですね。

とりあえず、パパッと1枚回路引いただけで要検討がたくさん出てきました。部品屋さんの正月休みまでには方向決めたいなぁ

Re Electronics 懸賞品で作る真空管アンプ KiCad に回路記号追加

KiCad_TUBE01

私が今使用している回路図エディタは KiCad です。なのですが、ライブラリの関係は正直種類が無いという状態。標準で付いていたのも ECC81 などですが、真空管の記号が海外の資料でよくある楕円形。やっぱり円のほうがいいかな?と思い製作開始

今回は 6N2P-EV の双三極管と、6L31 の五極管のライブラリ登録です。オペアンプのように 1 パッケージに 2 つ入っているような部品と同様に KiCad 上もユニットに分割して登録出来ます。上の例では、6N2P のユニット-A は三極管の片一方、ユニット-B も同様、ユニット-C がヒーターと、シールドの部分という分割してあります。後はピン番号など再確認したら使用したいと思います。

ヒーターのピン番号間違えてる。後で修正しましょう。

Re Electronics 懸賞品で作る真空管アンプ DC/DC コンバータ

最初に紹介する部品は 真空管アンプ用DCDC電源モジュール(スイッチング電源) です。この DC/DC は説明によりますと入力 15V ~ 24V、出力 250V ~ 300V と書かれています。しかしながら出力の測定結果のグラフなど見ますと 180V なども測定されていますので、可変の範囲は広いと思います。今回送付されたものは現物のみで、Web の説明で端子などの確認をします。

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最初の写真が入力側。PWR, SD, GND と端子が3つあります。PWR – GND に DC 15V ~ 24V を入れます。SD は出力のコントールに使います。Low(GND) に落せば出力 Enable, High にすれば出力 Disable とありますので、この端子に遅延回路付けて球が暖まってから B 電源 ON みたいな使い方が出来るという意味で付いているものと思います。ところで High は何Vでしょうか?Web には記載が無いので確認必要です。

DC/DC に使用されている石はレーザー彫刻の薄い部分があって完全に読めませんでしたが MAX1771 に見えます。これのデータシートによりますと SHDN ピンは Low = 0.4V 以下、High は 2V to 16.5V とあります。基板には 12V の三端子レギュータが乗っています。ということで MAX1771 は 12V で動いているものと考えられます。このことから基板の SD 入力の High は 2V から 12V の範囲ですね。

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2 枚目の写真は中央部ですが、10k の出力電圧調整用のポテンショメータが見えます。基板の左半分が DC/DC 右半分がスイッチングノイズを除去するフィルターっぽいです。初の真空管工作でも DC/DC 使えば電源電圧調整とかすぐ出来るのは初心者にはありがたいですな。

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3 枚目は出力端子 OUT, GND があります。こちらは特に何も無しと。

全体的には、基板は黒レジストなのでパターンはほとんど見えません。基板の大きさは 95mm x 45mm なので小型出力トランスと同じ程度。電源トランスよりも小さい。3mm のネジ穴まわりですが、ベタパターンなどのクスアランスがあるので 6mm のワッシャ使用は問題ありません。普通に取り付けられます。