Windows7 64bit で動かない古いUSBシリアル変換アダプタ USB-RSAQ2,Q3の修正 追記1

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この USB-RSAQ2,Q3 の記事について、質問などいただきありがとうございます。最新の Windows 版ドライバ(PL2303_Prolific_DriverInstaller_v1.7.0.zip)には PL2303CheckChipVersion.exe というのが同梱されておりまして、試しに私の手持ちの PL-2303 のチップバージョンを確認してみました。以下の3つです

  • 元 USB-RSAQ2
  • 元 USB-RSAQ3
  • RoyalTek RGM-3800 GPS ロガー

RSAQ2 に乗っているのはチップバージョン返せないようですね。そんだけ古いのかな

RSAQ3 のはXA, HXA と表示された。

GPS ロガーのはもう少し新しい物でした。

Windows7 64bit で動かない古いUSBシリアル変換アダプタ USB-RSAQ2,Q3の修正

自宅デスクトップPCのOSを Windows7 64bit にしたら、USB-シリアル変換も動かなくなりました。単純にドライバが提供されていないという理由からですね。

ということで、USB-RSAQ2 ならびに USB-RSAQ3 は Prolific のドライバで動くようにシリアルEEPROMの配線を切ってしまいます。こうすることで、USBのコンフィグレーションのときのベンダーIDやらなんやらがシリアルEEPROMから取得出来なくなるので PL-2303 オリジナル状態で動くようになります。

まずは、USB-RSAQ3 だったものです。IC1 の 5pin(SDA) を切ります。

もう一つのも USB-RSAQ2 だったものです。IC3 の 5pin(SDA) を切りました。

どちらも 5ピンをプルダウンしときたいモヤモヤ感が拭い切れません。なんかの拍子にラッチアップしたらヤダなぁと思いつつも、壊れたら新しいの買えばいいと自分に言い聞かせてピンカットだけで済ませます。

あとは、plolific のサイトから PL-2303 の Windows 用ドライバをダウンロードしてセットアップすればOK
同じUSBのポートに差したので COM3 で見えてますが、リビジョンが異なるのでそういう意味では認識しているということですね。よかった。

私の場合はたまたま動いたということですので、これを参考にトライされて失敗してもそれは自己責任というやつです。(一応言うとかないとね)

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