Nutube (6P1) 届きました

2016-09-25-11-05-14
2016-09-25-11-05-01-1

KORG のオンラインショップに注文をいれていた Nutube がとどきました。5400 円は正直高いですが 1 個くらい持っててもええかということで購入した次第。

Nutube(6P1) のピンは 2mm ピッチ(0.7φ)なのと、マイクロフォニックノイズは出るらしいのでマウント基板作って、スポンジに貼り付ける方法がやっぱいいいかなと思うところですが、手間を考えると基板1枚にまとめてしまいところです。

試作で基板作ってみましょうかね。

この週末は、nutube アンプの視聴をしていました

netube

この週末は、Nutube(6P1) のヘッドアンプの視聴をちょっとだけして終わりました。使ったのは SENNHEISER HD-25-1 II と AKG Q701 です。

HD-25-1 は密封型なので小柄ながら低音がドコドコ鳴る感じのヘッドホン。AKG Q701 はオープンエア型なのでデカイ割には低音は軽めの感じです。Nutube のイヤホン出力の視聴では AKG Q701 が中音がすっきりでたので JAZZ ボーカルな CD などが気持ちよくリスニング出来ました。また、hd-25-1 II は、小規模コンサートホールなどでよくあるオフマイクで録音されたピアノやバイオリンなどの CD がよかった印象です。



Nutube ヘッドホンアンプの持ち主から、改造 OK の許可もいただいてたりするのですが、今日のところはこの2つ使って楽しませてもらいました。

KORG Nutube(6P1) Headphone Amp Kit v1.0 の簡易 f 特測定

2016-09-03 11.26.32

KORG Nutube ヘッドフォンアンプを使ってみた (Part-2) の Blog 主さんから一時預かり。ひとまず f 特を採取しておこうと思います。

2016-09-04 07.33.54

ということで、Analog Discovery 2 で簡易 f 特測定実施。測定範囲は 5Hz から 200kHz です。

6p1-headphioneout-16ohm

入力 100mV イヤホン出力 負荷 16Ω の f 特

6p1-headphioneout-32ohm

入力 100mV イヤホン出力 負荷 32Ω の f 特

6p1-headphioneout-72ohm

入力 100mV イヤホン出力 負荷 72Ω の f 特

負荷抵抗の差でゲインに違いは出ます。そのせいなのか 72Ω負荷のときの特性が 16Ωにくらべて特性はフラットな見え方になりました。大した差では無いので気にすることは無いレベルと思います。

6p1-headphioneout-16ohm_net

入力 1kHz イヤホン出力 負荷 16Ω の高調波の出具合を見たところ 2次歪みがよく出ています。3次以降もグラフからは見えます。

6p1-headphioneout-rca

RCA 出力 入力 100mV の f 特。イヤホン出力よりも下が伸びてました。位相のグラフが180度回転しているように見えますが RCA 出力は反転なのでこれであっています。ここにバッファアンプをつないだら結構遊べるんではないかなと。

6p1-headphioneout-rca_net

入力 1kHz RCA 出力の高調波の出具合を見たところ 2次歪みがよく出ています。3次以降もグラフからは見えます。

蛍光表示管ですが真空管の特徴が出ていあたりはよく作りはったと思います。個人向サンプル 5000円程度が気軽に求められる値段になれば使用例も増えますかねぇ。