次の真空管アンプの終段は 6C33C-B になりました。

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先日から IN-12 のバーグラフネオン管手配のついでで、いろいろ通販しているうちに家にやってきたもの一つです。

2013年暮れから2014年正月明けまで小出力アンプを作ったのですが、次作るアンプの終段はロシア管 6C33C-B になりました。USED, NOS 判別しにくいなぁ。と思いつつも購入したものです。

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この真空管結構大きなサイズです。上から見たらツノが 3 つもあります。一番右の 1 つは中の空気抜くときのツノで、あと 2 つは真空管内部の固定に使われている金具というか針金が固定されています。ソヴィエトの戦闘機で使われてた真空管という記述もありますが、そのような情報開示があったのかわかりません。データシートに 59 メートル毎秒毎秒とあり、地球の重力加速度は 1G = 9.8 メートル毎秒毎秒なので 約 6G には耐えるスペックです。6G ならアーそうかー。みたいな感じですかね。とにかくがっしりした構造。また良く観察すると左右対象な感じの作りになってて 3 極管パラになってる? 感じ。データシートにヒーター片側だけの場合 Eg – Ip 半減するようなグラフがあるため。

さて、この真空管のヒーターは 6.3V で 6 ~ 7.2A 程度流れて、かけ算すると 6.3V × (Max)7.2A = 45.36W です。シングルアンプで2本使うとして、最大90W いきます。12V/150W のスイッチング電源で点灯させたらいいかと思います。シングルでも家で使う分には十分な出力が得られそうなのでプッシュ・プルは発熱と管のバラツキをどう面倒見るかの手間を考えると見送りかと思いはじめています。

初段とかは、まだ考えるところにも行ってませんが、12AX7 + 12AU7 あたりの購入しやすいのんで行くかなぁって程度。頭の中で思ってるだけでまだ書き出しにも行ってません。今回のは急ぐ理由がないのでゆっくり作ることにします。

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