Re Electronics 懸賞品で作る真空管アンプ 回路を考え初める

TubeAmp01

6L31 は、6AQ5 相当ということで、6AQ5 のデータシートを参照。A 級動作の例でプレート電圧 180V と 250V の参考値がありました。定格が 250V なのと初めての真空管いじりなので一旦 180V で設定してみることにします。
プレート電圧 180V, スクリーン電圧 180V, グリッド電圧 -8.5V, プレート内部抵抗 58K, gm 3700S, プレート電流 30mA, 負荷 5.5K, 歪み 8%, 出力2W というのが書いてありました。Web で見つけたデータシートにあった各グラフは 250V 時のものでしたので、まずは使用例のパラメタを中心に考えます。

入力側ですが、普通の電圧増幅か SRPP かは決まってません。考え中の回路図で、左側の回路は真空管をパラにしていますが、いただいた 6N2P が2本あるためです。1本だけ使って余った1本でヘッドホンアンプもいいかもです。この普通の電圧増幅か、SRPP 接続の回路にするかは決まってません。

電源の都合から言うと、今回はいただき物の DC/DC コンバーターを使います。19V もしくは 24V の AC アダプタの出力を DC/DC に入れてあげれば B 電圧は出来るので問題なし。ヒーター電源は、DC/DC コンバーターの入力に使う 19V もしくは 24V の AC アダプタの出力を使って抵抗をかませて直流点灯させるか、実験用に買った 6V/2A のトランスを流用して交流点灯させるかのどちらか。

6N2P のヒーターは、 6.3V / 340mA , 6L31 は 6.3V / 450mA という仕様。直流点灯で使う場合ヒーター 2 つ直列で 6.3V × 2 = 12.6V 。これを AC アダプタの電圧から引いた電圧を抵抗でカバーします。6N2P 24V: 33.5Ω 11.4W 19V: 18.8Ω 6.4W で、6L31 24V: 25.3Ω 11.4W 19V: 14.2Ω 6.4W と。E6 系列の 20W タイプのセメント抵抗なら 33Ω, 22Ω, 15Ω が近いところでしょうか。トランス使って交流点灯ならそのまま接続でいいですね。

とりあえず、パパッと1枚回路引いただけで要検討がたくさん出てきました。部品屋さんの正月休みまでには方向決めたいなぁ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です